「五建ういろ」は、牛若丸と弁慶で有名な五条の地で安政2年(1855年)、建仁寺、六波羅密寺、清水寺など鳥辺野詣のお客様のために茶店を構えたのが始まりで、今日まで160年余り一子相伝による当時と同じ配合で製造しております。屋号の由来は、五条建仁寺町と当時の地名の頭文字からきており、創業時からういろ専門店として商いをしております。
厳選された小豆、米粉、良質の小麦をブレンドして用い、素朴な中にも手作りの良さがういろの特性です。
ういろの語源は、室町時代に広まった「外郎薬」に由来する。外郎は、元々、中国の官名だった。十四世紀半ばに渡来した外郎・陳宗敬が作った薬を「ういろう」と呼び、ごつごつとした形で色は、黒っぽい。後年、江戸末期に麦粉、米粉などから作った練り菓子が、形、色合いともにこの薬に似ていた事から「ういろう」はいつの間にか菓子の名前として定着した。創業者谷川重蔵が地方の「ういろう」と区別をつけるために現在の屋号に使われている「外良」とし、呼び名も「ういろ」とした。
当初は三角形のういろだけの販売でありましたが、近年では細長いスティックタイプのういろがあり、ひとつずつセロハンで巻き、食べやすく甘みを抑え、あっさりとしたもちもち感が特徴の小豆、抹茶、白、黒砂糖、柚子、黒豆、栗、抹茶小豆など常時8種類と季節のういろを年中無休で製造販売いたしております。製造工程自体は、単純であり現在では機械化されておりますが、気温、湿度、水温により微妙に配合比率を変え、年中まったく同じ味を作ることに気を付けており、練りが命と言える。
その味が認められ1996年「銘菓五建」金沢で、2000年「小豆ういろ」が岩手での全国菓子博覧会にて大臣栄誉賞、2004年「生ういろ」が熊本では、名誉総裁賞を受賞いたしました。そして、2008年姫路にて健康食材を意識した技術優秀賞を受賞した「生麩ういろ」、2013年には広島にて「黒豆ういろ」が農林水産大臣賞を受賞致しました。その他「よもぎういろ」や季節商品の「さくらういろ」「花見ういろ」「月見ういろ」などもお客様に支持していただいております。
又、ういろ以外では赤飯をふっくらとした生地で蒸し上げた、上品な甘さの「赤飯まんじゅう」も人気です。五代目の今日に至るまで「老舗」の味作りに懸命の努力を致しております。
本社: 【住所】〒605-0841 【TEL】075-541-7371 【FAX】075-561-6103 本店: 【住所】〒605-0846 【TEL】075-561-6101 【FAX】075-561-6105 京阪五条駅より徒歩3分 |
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